墓銘録2017
昨年は思い入れのある音楽家が亡くなるたびに、急遽即席で絵を描きツイッターにアップ、ということをやっておりました。年末にそれらを墓銘録2016としてまとめましたが、一応今年もやることにしました。しかし、もう飽きちゃってイヤイヤ描くはめになり、ツイッターには最初の2枚しかアップしておりませんので、その他は全て初公開です。描いた時期もバラバラなので、出来栄えにもかなりムラがあります。
ルールは昨年度と同様、ミュージシャン本人の似顔絵ではなく、あくまでも「そのミュージシャンに仮装しているスミルノフ教授の似顔絵」であることを申し添えておきます。
2017.01.31 ジョン・ウェットン
昨年はキース・エマーソン、グレッグ・レイクというプログレッシブ・ロックの大物が相次いで亡くなりましたが、今年もプログレ界の巨匠の訃報で幕が上がり、驚きを禁じえませんでした。
絵の方はUKのファーストアルバム、邦題「憂国の四士(1978年)」です。ジョン・ウェットンだけヒゲを生やして黒縁のメガネをかけさせてみました。いきなり地味ですいません。
以前、「女子カーリングのプログレッシブ・ロックな世界 」という記事で、イエスを中心としたメンバー変遷を図示しましたが、このようなプログレ界における激しいメンバー交代の中心にいたのは、彼であったとも言えるのではないでしょうか。キング・クリムゾン、UK、エイジアの他にも、ロキシー・ミュージックやユーライア・ヒープとの関わり、そしてリック・ウェイクマンとのスーパーバンド構想など幻に終わったものも数多く、まさにロック界のキーパーソンでした。特にエイジアの成功によるプログレッシブ・ロックの大衆化は、彼の大きな功績です(もちろん罪であるかもしれません)。
個人的には、UK来日公演の際の「飛行機の中で作ってきた曲だよ」(記憶違いだったら申し訳ないがナイト・アフター・ナイト?)という発言と、エイジアが売れなくなったときの「あれだけの作品で売れなきゃ今後何を作ればいいんだ」という失意の発言がとても印象に残っています。
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