日本で最もハシビロコウに近づける場所?
先生が初めてハシビロコウを見たのはもう4、5年前のことである(→今さらハシビロコウを見にゆく | スミルノフ教授公式ウェッブログ 2011年10月31日)。すでにこのとき、タイトルに「今さら」がついているのだから、先生が内心ではもうハシビロコウのレポートなんてまじで書くに値しないと思ってることは何をか言わんや(←たぶん使い方間違ってる)、懸命な皆さんもするっとまるっとお見通しのことであろう。
と言いながら結局書くんだけど、実は先日、別に行くまでもない用事で神戸に行った際、そういえばたしか神戸には那須から引っ越してきたハシビロコウがいたんじゃなかったかなあ、と思い出した。王子動物園だったかな? いや、念のため調べてみたら、それは「神戸どうぶつ王国」とかいう聞き慣れない施設だった。
グーグルマップで検索したら、場所はポートアイランドの京コンピュータ付近、あれ? これって、かつて先生が気に入って何度も行ってた神戸花鳥園の超ものすごく近くじゃん!(→教授の神戸花鳥園訪問記 | スミルノフ教授公式ウェッブログ 2006年9月23日))、勝手知ったる場所、どーれどれ、すーいすい、と行ってみたら、神戸花鳥園が神戸どうぶつ王国と名を変えてそこにあったのである。
なにがどう変わったのか、についてもいろいろ思うところはあるのだが、それはまあ書き留めておくほどのことでもないし、書くとしても永遠に近いそのうちということにして、本日の議題はハシビロコウである。
まず驚いたのは、冒頭の写真のように、見物客とハシビロコウの間に、壁や檻のような障壁がなく、距離も限りなく近いということだ。現在、日本でハシビロコウを飼育しているのは、関東では千葉市動物公園、上野動物園、那須どうぶつ王国、中部では伊豆シャボテン公園、関西では神戸どうぶつ王国、そして四国では高知県立のいち動物公園しかなく、北海道と九州では見ることはできない(不確実な情報に基づく)。このうち先生は、千葉市動物公園しか行ったことがないのではあるが、どうせいいかげんなことしか書いていないブログなので自信ありげに断言してみる。神戸どうぶつ王国は、日本でもっともハシビロコウに近づけるところだと!
那須どうぶつ王国からやってきたアサラトとカシシのどちらかであると思われる。これって最望遠端が35mm換算でせいぜい150mm程度のへなちょこコンパクトデジカメだぜ。いいのか、こんなに近づけて。ヘタしたら一緒に肩くんでもらって写真撮れそうだぜ。
それからちょっと手を伸ばせば、ハシビロコウのあの寝癖みたいな頭の羽に届いて引っ張ったりできそうだぜ。善良な先生でさえ心の中ではそんなこと考えちゃうぐらいなんだから、そのうちほんとに悪いことする奴が現れるかもしれないし、あるいは調子こいてるうちにハシビロコウにパクリと頭を飲み込まれる奴が出るかもしれないし、なによりこんなに近くちゃハシビロコウにストレスかかちゃっってヤバイんじゃねーの?
ところが、ハシビロコウはよっこらしょっと羽を広げてそこに寝そべり、目を閉じて眠ってしまった。
これはどういう意味の行動なんだろう。先生の心配をよそに実はすごくリラックスしているのだろうか。あるいは日光欲で羽を殺菌しているのか? それとも、やっぱりハシビロコウなりに危険を感じた上での偽傷行為か? などと、また先生の妄想が流れ出る……あ、その羽の下に先生もいっしょに寝そべって添い寝したい……
起きてた。ちっ、くだらねえ、と言われたような気がした。特にオチもないのだが、しばらくなにも書いてなかったし、まあそんな一日があったということで書き留めておく。
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