2014/10/21

突撃!ヒューマンノフ教授!!

突撃!ヒューマン!

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2014/10/15

Happy Haruki ―いっそのこと10月初旬はコーラ味のお菓子を食べることにしたらどうだろう

僕は2011年のノーベル文学賞発表前日、どうしても村上春樹が受賞するような気がしたので村上春樹に関するエントリーを急いで書いた。

へっぽくらくらしまんがとてむや(2011年10月05日)

結果はご存知の通り受賞は逃したのだけれど、どうしてそう思ったかというのは、その二日後に書いた(Toll-like Haruki、2011年10月07日)。この年、僕はノーベル財団が日本を勇気づけるために日本人にノーベル賞をくれるに違いないと思いこんでおり、生理学・医学賞の有力候補だった山中先生が受賞しなかったので、残るはハルキしかないと考えたのだった。

それからも毎年ハルキは有力候補と報道されながら受賞を逃し続けた。今回に至っては、僕はもう絶対受賞は無いなと思うようになっており、コーラがけホットケーキを食べながら受賞の発表を待つハルキストたちのニュースを、自分でもびっくりするぐらいに冷めた気持ちで見つめていた。

マスコミもなんとなく、これって毎年こんなかんじで報道していいのだろうか、来年もこんなかんじでいいのだろうか、このままだと、ボジョレーヌーボーみたいな季節の風物詩的なニュースになっていってしまうかもしれないけれど、そうしていいのだろうか、という戸惑いを感じているのではないだろうか。

――ちなみに僕はもうノーベル賞はどうでもいいなという気分だ。知名度の高い馬が欲しいブックメーカにのせられているだけで、本当は候補ですらないのかもしれない。ノーベル賞に関わらず、ハルキの世界的な評価や知名度はすでに充分過ぎるぐらいだし、下手に受賞して、急いで数冊読んだだけのキャスターとかコメンテーターとかの軽薄な文言を聞くのもまっぴらだし。

そして世間も青色発光ダイオードのことはまだ少し話題にするにしてもノーベル文学賞のことなんかあっという間に忘れてしまった秋も深まるある日、僕は久しぶりに入った和菓子屋の「宗家源吉兆庵」で、その極めて洋風な装飾が目に留まり違和感を抱いた。

源吉兆庵


2014/10/08

STUFF ON MY MIMI 2  ―― 人は変われない、でもネコは変わる

stuff on mimi

A man has to be what he is, Joey. You can’t break the mold. I tried it and it didn't work for me.

人は変われないんだ、ジョーイ。型を破ることはできない。やってみたがダメだった……

映画:シェーン(1953年)より

いきなりですが、映画シェーンのラストシーンで、主人公シェーンがジョーイ少年に語ったセリフから始めてみました。この映画は子どもの頃に飽きるほど繰り返して観ました。特にラストシーンは大好きです。"A man has to be what he is..." は様々な日本語に意訳されていますが、まだ幼かった先生の心には、「人は変われないんだ……」と呻くように言う吹き替えのセリフが突き刺さりました。おそらく、人生において生まれて初めて自分の中に受け入れた教訓です。

それからの先生は、「人は変われない」という部分だけを文字どおり真理だと信じこみ、それを一度も疑うことなく育ち、したがって「変わろう」という努力も一切しないまま、気がつけば人生のピークをとっくに通りすぎていました。そして今、やっぱり俺って変わってねえなあ、としみじみ思うのです(もちろんダメなほうの意味で)。

大人になってからペイルライダーを観た結果、――これはいろんな意味でシェーンを踏襲した作品ですが、少しだけ考え方が変化したことはしたのです。それは、「変われない」ということが何を示唆しているかというと、「罪」ではないかと考え始めたことです。たとえ余りあるほど償われたとしても、自分の犯してしまった罪はけっして消え去ることはない、結局それは墓場まで背負っていくしかないのだ、ということが、シェーンの「変われない」というセリフを導き出したのではないだろうか。もちろん先生は、殺人ほどの重罪をまだ犯してはいませんが、とても生きているうちに消え去るとは思えない罪悪感と自責の念を抱えながら生きていることはたしかです。

いや、失礼しました。これ以上続けると、とても暗くて不毛な話になること間違いないので、話を変えましょう。というか、この辺でもともと考えていた本題に入りたいと思います(←やっとかよ!)。

本日のお題は、「ネコは変われるのか」です。


2014/10/01

スミルモノノフ教授vs金さん

金さんvsスミルモノノフ教授

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