皮ミルノ膚教授vsかさぶた屋
マンガサイトになってしまったのか? しかも手抜きでわけの分からないマンガばかり、と言われそうなので、なんか少し書いておこう。このマンガは以前描いた帰ってきた頭ミルノフ教授?に登場した「皮ミルノフ膚教授」と、中崎タツヤのじみへん82に出てきた「かさぶや屋」(じみへん (2)に収録)と、それに大江千里の「YOU」の3つを同時に知らないと、ぜんぜん分かんないかもしれない。いったい当サイト読者で(ここでかなり少数に選別される)、中崎タツヤのコアなファンで(これでさらに減る)、しかも大江千里の初期作品を知っている(中年というより老人に近いかも)となると、およそ日本全国で3人ぐらいに絞られてしまうのではないだろうか。
いちおうYOUを知らない人への説明もかねてライブ映像をひとつ貼っておくことにする。
YOUが発表されたのは1987年だから、どちらかというと初期の作品ということになるのだろうけれど、このライブ映像はそれから16年経った2003年、LIVE EPIC 25のときのものだ。残念ながらこのときすでに声が出なくなってきていることが伺える。それでも、ピアノのイントロや後半のブレイクでの盛り上がり様は全盛期を彷彿とさせるものがあるし、長年フレッシュシスターズとして支えてきた濱田“Peco”美和子さんとの息も相変わらずぴったりで、とても感慨深いものがある。人の心を揺さぶる力は声が出るとか歌がうまいとかそういうところにあるんじゃないってことをあらためて考えさせてくれる。
この後、大江氏は2007年、ニューヨークに音楽留学し、ジャズピアニストへ転身することになる。もともとジャズピアノを志向していたということもあるのだろうけれど、ほんとうに声が出なくなってしまったのか、そしてそのことも転機となったのか、それについては僕はまったく存じあげない。
追記:マンガには「ルルルー♫」って書いてしまったけど、今聴くと「ウウウー」ですね。人間の記憶ってどっかで脚色されてしまうものです。僕はさだまさしの北の国からのスキャットも、ずっと「ルルルルルー」だと思ってたんですが、実際は「アーアー」と「んーんー」と「ラララララー」なんです。きっと僕の脳内で蛍のキタキツネを呼ぶ声が混ざっちゃったんですね。
話は変わるけど、題名に「vs」を用いるかどうか少し迷いました。versusは敵対のニュアンスが強く、たとえばもしもマドンナと対談した記事が載って見出しが「vsマドンナ」だったらマドンナが怒っちゃうから雑誌の対談とかでvsを使うのは即刻やめてもらいたい、というようなことを村上春樹が昔どっかに書いていたからです。でも、実際あんまり深く考えていないので許してください。ていうか、結局どうでもいい話になりましたね。やっぱりマンガだけにしときゃよかった。
スミルモノノフ教授その1
参考:よくわからない人のための→リンク
追記:これまでに登場した偽スミルノフ教授
頭ミルノフ(ズミルノフ)教授
皮ミルノ膚(ヒミルノフ)教授
数ミルノフ(スウミルノフ)教授
物理ノフ(ブツリノフ)教授
ようこそJUGEM版へ
ということで、旧ドメインとサーバ捨てます。いっそのこと過去とはすっぱりお別れ、とも思ったのですが、あらためて過去ログを見てみると、記憶力が悪いせいかまるで他人が書いたのではないかと思えて意外に興味深かったので、大方の過去ログもこっちに移しました。
以下、重複します。
常々「理由」とはいつも後付けでしかもウソであることがほとんどであると考えていますが、それを承知で述べますと、
1)あんまり更新してないのでドメインとレンタルサーバの維持費が惜しくなった(そのぶんでももクロちゃんのDVD一枚買えるなあ)。
2)自分でブログツールをインストールして自分でメンテしてこそブログ、という時代はとっくに終わってる、ってことはとっくに知ってたんだ。
3)レンタルサーバならではの利点も数多くあるのですが(phpとかcgiとかswf置けるとか)、そういうことをする意欲はすでにない。
4)ドメインとサーバの契約は自動的に更新されるので自分としてはとても楽なんですが、もし明日にでも突然自分が死んだら家族にとって解約手続きはかなり面倒だろうな、ということを考えるようになり、自分が生きているうちに解約しておこう、という気持ちが芽生えた。
てなところかと思います。すなわちまとめると、単に飽きた、単にやる気が無くなった、ということかもしれません。
借りていたさくらのサーバは、その前に使っていたレンタルサーバ会社が消失するとき、当時人気サイトだった「冷麺」のテラヤマアニさんが、どんなにアクセス集中してもびくともしないと絶賛されていたので選びました。今となっては死語かもしれませんが、当時は転送料が無いというのも魅力でした。当サイトもわずかではありますが、驚くほどアクセスが集中した記事があったのですが、たしかに何のトラブルもなく、総じて満足のいくサーバでありました。
そのテラヤマアニさんもとっくに解約していることをたった今知った。
さくらのレンタルサーバ解約しちゃった。さよなら冷麺、さよなら恐がり。
— テラヤマアニさん (@kowagari) 2月 20, 2012
JUGEMは開設当時のトラブルやそのときのユーザ対応問題も含めて昔からよく知っているレンタルブログですが、特に思い入れがあるわけではありません。単に今までSerena Bachを使っていたので、sbベースのJUGEMが一番データ移行が楽だったからです。
それではまたここでお会いしましょう。
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