REOスピードワゴンとジョン・レノンの老け顔
■ YouTube - Can't Fight This Feeling
とある旧知のブログに、REOスピードワゴンの「Can't Fight This Feeling」を耳にしたところ、勉学に励んでいた頃が鮮やかに蘇ってきたという話があり、そのエントリーの「音楽は私のタイムマシン」という言葉に先生の心が動きました。こっそり読んでいるのであえてリンクはしませんが、先生もこのブログみたいに、400字前後の味わいある文章を毎日のように書くということができたらなあ、とは思うのですが、なかなかうまくゆきません。しかも、せっかく心を動かされたとかいいながら、これから書くことは、ロックが70年代で一回死んじゃったので音楽産業が安全策を模索した結果の80年代ロックとか、そんな気の利いた批評めいたものでも何でもなく、いつもの「くだらねえ」お遊び程度の内容です。
その「くだらねえ」こととは何かといいますと、先生はこの「Can't Fight This Feeling」のPVを見て、「涙のフィーリング」なんて邦題を恥ずかしげもなくつけちゃう80年代に思いを寄せるひまもなく、PVの最後でボーカルのケヴィン・クローニンが老人のメイクアップをしていることだけが、気になって気になってしょうがなくなってしまったのです。
見事な老け顔のメイクアップですよね。当時ケヴィン・クローニンは34歳ぐらいだと思うので、34歳から75歳ぐらい?へのタイムトラベルです。先生はロックミュージシャンの老化にとても敏感なんです(参考:あの頃は美しかったギタリストの今ベスト5、もしもマイケルが整形していなかったら…)。
ちなみにこのケヴィン・クローニン、実はREOスピードワゴンの初代ボーカルではないんですね。しかもこの時点で一度脱退して再加入した出戻りメンバー、すなわち2代目&4代目ボーカルなんです(豆知識)。すっごい豆知識、お教えしちゃいましたね。さっそく飲み会とかで使ってください。REOスピードワゴンって車じゃないんですか?ならまだしも、REOスピードワゴンってお笑いコンビじゃないんですか?っていわれて座がしらけても先生は知りません。
80年代にすでに老人になっていたケヴィン・クローニンですが、あれから四半世紀経ちました。なんだか先生は80年代ロックってついこないだのような気もするんですけど、25年経ってるんだとあらためて考えると、すごい昔のことですよね。先生かるくショックをうけるので、わたしまだ生まれてませんでしたとか言わないでくださいよ、とくにそこの洋楽好き女子。
さてここで本題なんですが、ということは、あれから25年経ったケヴィン・クローニンの今、本物の老け顔を見たいって気になりませんか。先生は見たいです。
■ Kevin Cronin - Wikipedia, the free encyclopedia
けっこうかっこいい老け顔に先生かるくショックです。いろいろ状況分析した結果、昨年あたりに撮られたようなので、58歳ぐらいでしょうか。少なくても広井王子56歳よりはだいぶかっこいいです。
ためしに、34歳と75歳のあいだに、この58歳を入れてみました。
なんか普通にいけてる感じになっちゃいました。おもしろくありませんね。これじゃオチナイので、通常ならばネタにしないところです。まあそれもREOスピードワゴンらしさなのかもしれません。
お笑いコンビじゃなくて?といいながらも、ここまで読んでくれた義理堅い方々のために、対象をもっと大物にしたいと思います。今月は生誕70年ということで、なにかとジョン・レノンの話題がありましたよね。例えば、
■ Imagine, John Lennon at 70 | Mail Online
■ The Scoop - John Lennon: Imagine him at 70
32歳のときの写真をもとに、ずいぶん疲れた70歳のジョン・レノンに仕上げた作品だけど、そういえば6年前にもそういうのがあったなあと思い出しました。
■ BBC NEWS: Scientists imagine Lennon at 64
(あ、レノビッチさん!)
左が40歳のときの元ネタになった写真で、それを64歳までエイジングした作品が右です。32歳→70歳よりも40歳→64歳のほうが年が近いせいか、こっちはあまり変わらない印象だよね。
そこで、64歳と70歳を並べてみました。
ジョン、6年で老けすぎ。うちのオヤジが70過ぎるとガクンとくるって言ってたけど、ほんとうなのかね。あまりオチなかったけど、今日はこのへんで。
むろらん水族館
うーやめぃくまい室蘭 室蘭♪(マイ・シャローナ!ダグ誕生日おめでとう参照)
先生はちょっと室蘭に用事があって行ってきました。先生は約20年前に室蘭に住んでいたことがあります。そのときすでに室蘭は鉄さびの町の様相を呈しており、なんだか寂しいところに転勤になっちゃったなあと思ったものです。でもその頃先生はまだ新婚だったので、それほど室蘭に悪い印象はありません。休みの日には、よく近くのむろらん水族館に行き、トドという字を書くトドをじっと眺めながら癒されたものでした。
先生の用事は午前中に終わったので、そんなわけで急に懐かしのむろらん水族館に寄りたくなり、約20年ぶりに訪れたというわけです。
ペンギンやアザラシたちが笑顔で先生たちを迎えてくれました。
壁に描かれた室蘭市のマスコット「くじらん」は20年前と変わらないような気がします。平成元年生まれの歴史あるキャラです。20年前は入場料がたったの200円で感動した記憶があるのですが、さすがに300円に値上がりしていました。
小ぢんまりとした館内も相変わらずです。天井には大きなくじらの模型が。一応アブラボウズという魚がマスコット的存在で、オオサンショウウオとか電気ウナギとかもいるんですが、イワシとかソイとかメバルとか、なんか普段食卓でおなじみのお魚が多いところが、先生は好きです。
ええっと、タコクラゲ。いや、先生がわざわざこの水族館に寄ったのは、タコクラゲが目的ではありません。あのトドという字を書くトドに再会しなければならないのです。
がーん。トドという字を書いていたトドのランは、2008年に他界されていました。先生、いきなりショックです。なんのために水族館に寄ったのか。これでは水族館の敷地内にあるツブ焼き屋の「つぶやき」という看板の写真をツイッターにアップして受けを狙うために水族館に寄ったみたいじゃないですか。
ちなみにこれです。
大きさが分かるようにと思ってセイコーマートクラブカードを置いたのですが、かえってセイコーマートクラブカードの方が話題になってしまいました。北海道、茨城県、埼玉県の皆さん、仲良くしましょう。
先生は、つまようじ一本で中身を切らずに上手に出せます。
話を戻しましょう。トドという字を書くトド、ランがすでに故人(いや、故トド?)だったという話です。
先生は元気にトドという字を書いていたトドのランの勇姿を思い浮かべました。ペンをくわえて頭を上下に激しく振りながら「トド」という字を書くランもすごいのですが、先生はむしろ、周りに気づかれることなく、うまく「トド」という字になるようにボードを微妙に動かしていた飼育係のおじさんの方がすごいと思ってました。内緒ですよ。
ランには会えなくて残念だったけど、先生はこのランのポスターがよくできていたので、ここまで来たかいがあったと思い直しました。そして、水族館のスター、マリンにやさしい、とかいう箇条書きを見ていたら、先生はべつやくメソッドを思い出しました。このポスターにも導入すればよかったのに、と思いました。
べつやくメソッド用 円グラフ作成君を利用してみました。
残念ながら、ランの奥さんのサクラっていうのも亡くなっていました。そういえばランのとなりに小さいのがいたような気がします。
そして、先生は初めてお会いしたのですが、その2匹のあいだに生まれた娘さんが立派にあとをついでいらっしゃったのです。
俗にべつやくメソッドと名付けられ、円グラフで表すことばかりが強調されて有名になってしまったけど、べつやくさんのあの記事もそもそもは上野動物園の訪問記であったはずです。
さて、さっさと帰ろう。そのときです。初めに先生を出迎えてくれたペンギンとアザラシの門をくぐろうとしたとき、先生は驚愕しました。
ペンギンとアザラシの悲しい後ろ姿です。見てください。なんと彼らの体には、頭の先から鉄の棒が何本も何本も刺さって貫通しているではありませんか。
非情にも体を貫通した何本もの鉄の棒によって、ペンギンとアザラシは全く身動きが取れません。おそらく閉園後も、夜中もずっとこの状態で耐え忍んでいるに違いありません。
どれだけ痛くてつらいことでしょう。それにもかかわらずペンギンたちは、私たちを出迎えるために笑顔を絶やすことはないのです。なんとけなげなことでありましょう。
まとめです。
お詫び(追記):いつものことながら、水族館レポートだったのに、出てきた生き物の写真がタコクラゲとツブ焼きだけだったことを深くお詫び申し上げます。
白熱教室
先生が大学にいたころ、先生の大学の学生は、なんかかんか理由をつけてはよく逃亡したものでした。先生も先生で、おもしろい言い訳だとついつい許してしまいがちでした。教室にきた学生にはコーヒーを入れることを強要したあげく、富の分配の公正についてはおろか、なんの議論らしいことをした覚えがありません。
旭川がキャラクター名募集中!
旭川開村120年を記念した旭川市のシンボルキャラクターが決まり、市ではその愛称を募集しています。入選すれば三万円もらえますよ。10月29日が締切りだからみんなよろしくね。
え?みんなよろしくねって、先生は愛称考えないんですかって?
考えねーよ。先生がゆるキャラ嫌いなのは知ってるだろ。(→北海道ゆるキャラをdisるを見てない人は絶対に見ること)
ま、でも、いきなり考えろって言われても、とっかかりがないと思いつかないよね。そこでここは先生が一肌脱ぎ、市と作者に成り代わってこのキャラクターを嫌々解説したいと思います。ソースはこちら。
■雑記帳:旭川市のシンボルキャラクター決定 - 毎日jp(毎日新聞)
これはすごい作品だよね。全国津々浦々から1259点の応募があった中からの最優秀作品なんだよ。すごいねー。
旭山動物園で人気のシロクマとゴマフアザラシを合体させ、Tシャツは大雪連峰、ズボンは石狩川などの川をイメージ。さらにベルトは市民に親しまれる旭橋、旭川ラーメンのフリンジと市の魅力を凝縮。
これじゃちょっと分かりにくいかな。そこで先生が分かりやすく、図で解説してみるね。
ゆるキャラにありがちな弱点なんだけど、つめこみすぎなんじゃねーの? 先生はなんだか、まんべくんがものすごく優秀に思えてきたぞ。
予想を超えた未確認生物の誕生に、西川将人市長は「飛びつきづらいかもしれないが、何度も見るうちに味が出てくる」と苦笑い気味にPR。
じゃあ、恒例ですので、先生も一発disっておきますか。
お前水玉パンティかぶってんのかよ!
追記:ご存知のように、このキャラは「旭川」と「ハッピー」が合体した「あさっぴー」と命名されたようです。
- 教授御尊顔
- @suemewebさんをフォロー
- サイト内検索
- Googleサイト内検索
-
- 懐コンテンツ
- 喉頭鏡素振りのススメ
- カテゴリ一覧
- 過去ログ
-
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
- 2006年
- 2005年
- 2004年
- 2003年
- 2002年
- 2001年
- 2000年
- 1995年
- mobile
-
- PR