先生の恥骨を公開
先生の腹部単純写真の一部です。先生はシャアカステンの腹部単純写真を見ていると、必ず誰かに見つめられているような気持ちになります。どうしてなんだろう。
いやーん、先生の恥骨です。文字通り恥かしいけど公開しちゃいます。特にこの恥骨と坐骨の部分に鍵があるような気がしてきました。
上下逆さまにしてみました。あ、そうか。
「茂雄」の手相
前々回の身近な現代アートで紹介した先生の現代アート作品「茂雄」に関して、コメント欄で次のような質問をいただきました。
さて、この手相は、なにを意図した手相なのでしょうか。
残念ながら先生はこの「茂雄」に現れた手相が誰の手によるものなのか知りませんし、そもそも先生は手相に関してあまり詳しくありません。そこでさっそくウェブ手相占いで「茂雄」の手相を鑑定してもらいました。
「一線を画し、人との距離を保つ」なんてすごく当たってる。なんせアイツときたら主人であるはずの自分さえ嫌って離れてきちゃった腕なんだから。腕しかないので「自分からのアプローチが苦手」なのもうなづける。盲導犬訓練士やアクションスターにはなれるかもしれないが、アイツがニュースキャスターや声優なんかにもなれるのかなあ。
しゃべらないから分からなかったけど、意外に感情的でキレやすい奴なんだな。気をつけなきゃ。なんせ、自分と違ってカラダっていう奴らはとんでもなく勝手な奴らだから。
パックマンの脊椎
パックマンの骨格標本が公開されていました。
先生、これを見て驚いたんですが、なんとパックマンにも脊椎があったんですね!
…椎骨がひとつと仙骨。ちゃんと仙骨があるところがかわいいですね。
これでだいぶ昔の話を思い出したんですが、以前先生は、それまで頚椎しかないと思われていたAmbu社製挿管練習人形(Ambu Intubation Trainer)の胸椎・腰椎・仙骨を発見したことがありました。
彼が"あご枕"にしているのは、もちろんミラー翡翠科学日本語版です。ほんと枕に最適の本ですよね。
身近な現代アート
金沢というと伝統的文化のイメージが強いけど、21世紀美術館ができてからは現代アートの街にもなりました。先生は最初、また無駄な金を使ってつまらんもの作りやがってと思ってたんだけど、今となっては完全に先生の負けです。
21世紀美術館の活動は建物の中だけに限りません。まさに今は金沢の街そのものが21世紀美術館なのです(詳しくは上記リンク参照)。
多くのアーティストが参加してますけど、たとえば一例をあげるとトーチカのpikapika in kanazawa 2008なんかが楽しい。
■ PIKAPIKA: pikapika in kanazawa 2008 trailer
先生がサイトにちょっと変わった手術室の写真を載せるようになったのも(電話に出れば顔に見えるとか、目パッチ探検隊とか)、21世紀美術館の精神に相通じるものがあるのではないかと思うようになりました。いや、今日お見せする作品は、まさに現代アートを意識しています。だいたい手術室というところは実に閉鎖的で殺風景で、こんなところで毎日働いていて気が狂わない方がおかしいというものです。
ある日先生は、手術が終わった外科医が術着と手袋を脱ぎ捨てていくバイオハザードマークのゴミ箱に注目しました。なんの愛嬌もないゴミ箱です。でもこんなゴミ箱でも、ちょっとしたアート心で脱ぎ捨て方を工夫していただければ、こんなに楽しくなるのです。
- なんと楽しい作品でしょう! 普段はまじめな整形外科医のAくんも「なんて猟奇的な!」と知的なセリフで喜んでくれました。普通の会話で猟奇的なんて言葉出てこないぜ、さすがAくん! 「ああ今日もたくさんの手術をごり押しした整形外科医どものおかげで、こんな遅い時間だというのに後片付けでまだ帰れないわ…」と嘆いていた看護師さんや清掃係りの方々にも、ちょっとこれ何ー?っと一瞬の笑顔が訪れました。
- ところが先生の芸術作品は、ほんの一瞬の笑いをとっただけで、冷たくゴミ箱の中に押し込まれて捨てられてしまいました。しかし、嬉しいことに、後日その手は我らがキダッチの左手として復活していたのです! いやー、どうもどうもありがとう! 先生は思わずキダッチのニュー左手と握手をかわしました。
- スポッ! 次の瞬間、先生はいとも簡単にキダッチの左手が抜けてしまったことに呆然としました。
- うわぁー! 恐ろしくなった先生は思わずその手を投げてしまいました。
- それからまた何日か経ちました。先生は床に落ちている左手を発見しました。その手掌には、いつの間にか手相が出現していました。もちろん先生が書いたわけではありません。先生以外の誰かが描いたのです。現代アート精神が手術室の中で広がり始めた瞬間です。
- 手の甲を見ると、白い毛まで生えていました。白い毛が生えたその手は、いつの間にかみんかから「茂雄」と呼ばれていました。現代アートの精神がみんなに受け入れられた瞬間でした。
注:念のために言っておきますが、「茂雄」は金沢アートプラットホーム2008への参加作品ではありません。
高橋篤史くん
石川県金沢市から北海道に引っ越してきてしばらく経ったある日のことでした。NHKの道内ニュースの時間にカミさんが「高橋くんの声がする」というのです。画面に顔は写らないしテロップもありません。ただ釧路の様子をたんたんと伝えるだけの平凡な若い男の声です。「まさかあ。あの高橋くんが北海道にいるわけねえだろ」と私は答えました。「高橋くん」というのは私たちが金沢市に住んでいたときにNHKに入ってきた若いアナウンサーで、ほとんど石川県の地味なローカルニュースにしか登場しない子でした。失礼かもしれませんがけっして全国向きのルックスではありません。はっきりいってテレビ向きでさえないかも。しかし、そんな地味さがかえって心にひっかかり、いつしか私たちは彼のことを「高橋くん」と呼ぶようになったというわけです。
いや、待てよ、10月といえば人事異動の時期。異動するのは私たちだけとは限らないわけで、考えてみればNHKのアナウンサーである高橋くんが異動しているって可能性も否定できないわけです。そこでさっそくアナウンスルームで高橋くんの動向を確認したのです。果たしてそこで見たのは「前任地:金沢放送局」と「所属局:釧路放送局」という文字でした。なんと、私たちの高橋くんは、私たちと一緒に金沢を発ち、そして私たちと一緒に北海道に入っていたのです! ただし、私たちの頭を飛び越し過ぎちゃって釧路にまで行ってしまいましたが……。
わたしの宝物:『お笑い男の星座』という文庫本
これって浅草キッドの本ですよね。数ある物の中から、数ある書籍の中から、その本を選ぶなんて……。
アナウンサーになって印象に残っている仕事・瞬間:中継中にハチに襲われたこと。ハチミツ取りの中継の最後で眼鏡と目の間にハチが入り「うわっ!!」と思わず叫んでしまいました。その日から局の人たちは私のことを「ハッチ」と呼んでくれます。
朝の石川県のローカルニュースで、カミさんはこれをリアルで見ていたそうです。ちゃんとハチよけの網を頭からかぶって中継していたのですが、養蜂家が巣箱を開けたとたんにミツバチの大群が舞い上がり、その中の一匹が網の中に入ってしまったそうです。高橋くんの狼狽と奇声とともに、途中でカメラはスタジオに切り替わったそうです。
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