じゃがポックル
ちょっと祖国に立ち寄った帰り、千歳空港でじゃがポックルを探したが見つかりませんでした。くそー、夕方だとたいてい売り切れちまってるんだなあ。こないだほんじゃが、jagabee、じゃがポックルのききじゃが大会を催し、目隠しして食ってもどれがどれだが分かるように鍛えたばかりだったのだが。
いや、鍛える必要なんか全然ないです。道産じゃがいもを使った新製法にオホーツクの塩で味付けしたじゃがポックルのうまさはダントツなので、ききじゃが大会なんか意味ありませんでした。ほんじゃがなんか足元にも及びません。せいぜい内地のやつらは製法だけ近づけたjagabeeでがまんするがよい。先生なんかさっき久しぶりにじゃがりこを食べてみたんですが、吐き出してしまいましたよ。
参考: ■じゃがポックルとほんじゃがを食べ比べて… ■じゃがポックルとJagabee(ジャガ…
Do It Again
mixiのスティーリーダンコミュで前スレを取り上げてくれたアヤゾウさん、どうもありがとうございます。先生も昔はこのコミュに入ってたんだけど、その頃は「はじめまして。ガウチョから入りました。一番好きなのはガウチョです。」てな感じの若い人ばかりで、おいおい結局ガウチョしか知らんってことだろ、ガウチョっていったら先生に言わせればラストアルバムも同然、ビートルズでいったらアビーロードだぞ、と息巻いてしまいました。ガウチョはまだいいとしても、「ナイトフライから入りました。」は許せん。ナイトフライはスティーリーダンじゃないだろ。だいたいなんでコミュの画像がナイトフライのジャケットなんだよ。け、つまんねぇコミュ、ってな感じで脱退したんですけど、久しぶりに見たらずいぶんコアなファンが増えたようで、びっくりしました。
で、そのスレで話題になっていたYouTube動画です。
Steely Dan plays "Do it Again" at R&R Hall of Fame induction - YouTube
2001年の3月17日、スティーリーダンのロック殿堂入りを記念したライブで、クィーンのブライアン・メイがギターソロという異色の組み合わせが話題になったDo It Againです。このときはたしかBlack Fridayも演奏したと思います。あ、自慢じゃないけど先生はね、Rock and Roll Hall of Fameのある街に住んでいたからね。はっはっは。
YouTubeも先生が知った頃はスティーリーダンの動画なんて検索してもほとんどなかったんだけど、もう最近はいろいろなファイルがすごい勢いで増えているよね。だけど、スティーリーダンに関しては活動を再開した90年代半ば以降の映像が多いようだ。そんな中、貴重なのは次のDo It Againのライブ映像。
Steely Dan - Do It Again (Midnight Special 1973) (HQ) - YouTube
Do It Againは初期スティーリーダンの出世作だけど、当時はデビッド・パーマーというリード・ボーカルがいて、ドナルド・フェイゲンは歌うのは好きじゃなかったんだ。でもこの曲は絶対フェイゲンの方が声が合ってるからと薦められて仕方なくレコーディングしたのだが、皮肉なことにそれがスマッシュヒットとなった。しかし興味深いことに、結局このライブ映像ではデビッド・パーマーがボーカルをとっている。当時のフェイゲン先生は、よほど人前で歌うのが嫌だったのだろうか、どうなんだろうか。
さて、2回に渡って、スティーリーダンの話を書いてしまいましたが、先生は皆さんが思ってるほどコアなファンじゃないです。偉そうなこと知ったかぶりしていっぱい書いてすいませんでした。謝ります。本当はスティーリーダンなんかちょこっとかじっただけです。どれだけかじっただけかというと、1996年の全米ツアーを聴きにいった程度です。たしかDo It Againで始まったと思います。長い長いイントロの途中で、ローズの前にやっとフェイゲン先生が現われたとき、これが本物だ、本物が目の前にいる、ただそれだけで涙が出ました。そんな平凡なただのいちファンに過ぎません。
1996年全米ツアーのTシャツです。
Room 335
■ Room 335 (Larry Carlton with Lee Ritenour)
ラリー・カールトンがあのフュージョンの名曲中の名曲、ルーム335(1978年)を弾く。しかも、当時のライバルで今や杏里のダンナとしても知られるリー・リトナーとの競演! こりゃあ先生の世代は涙ちょちょぎれるね。なんせ先生の周りのみんなは高校2年生まではロックロックと騒いでいたのに、高校3年生になるや否やこぞってフュージョン小僧になっちまったもんさ。ロックなんざガキの音楽だよね、ってな感じになっちまってさ。でもさすがにギブソン ES-335なんて買うお金はないから、しかたなく去年まで使っていたエクスプローラーやフライングVでフュージョンやってたんだよ。おかしいね。
オリジナルは今はなきTOTOの名ドラマー、ジェフ・ポーカロ(dr)とエイブラハム・ラボリエル(b)の軽快なリズムセクションに、キーボードは先生の尊敬するグレッグ・マティソンだ。
ちなみにジェフ・ポーカロとグレッグ・マティソンは、カールトンの代わりにTOTOのスーパー・ギタリスト、スティーブ・ルカサーを迎えて、すごいライブアルバムを発表しているから、ぜひ探してみてね。
やべーなあ、止まんなくなっちゃった。まあいいか。開き直って続けるよ。このルーム335って曲は、実はカールトンがスティーリー・ダンのヒット曲「ペグ」のレコーディングに参加したとき、その曲が非常に気に入ってしまい、リフをそのまま流用して作った曲、すなわち「ペグ」の公認パクリ曲だってぇのは有名な話です。
もうひとつ、ニューヨークの野外でやってるやつ。
いずれも94年頃に復活した後のだいぶ年老いてからのライブだけど、やっぱ歴史に残る名曲だね。オリジナルは77年なんだけど、録音に参加したカールトンはパクリ曲を作るほど気に入ったっていうのに、皮肉なことに12小節のギターソロはカールトンじゃないんだね。たくさんのギタリストがたった12小節のソロのために参加して、結局ジェイ・グレイドンのソロが採用された。 収録アルバムはロックポップス史上に残る名盤でジャケットは山口小夜子だから、日本人なら一家に一枚あっていいと思うよ。特にこのジャケットがLPサイズのやつ。
恐怖のコースターMagnum XL-200
Kain@はてなでオハイオ州のアミューズメントパーク、Cedar Pointの絶叫マシン、maXairの動画を紹介していました。
先生はmaXairは知りませんが、Cedar Pointには思い出があります。先生はコースター好きなので、ぜひアメリカが世界に誇るコースターを揃えたCedar Pointに行ってみたい、無理をいってとある人に連れていってもらいました。そこで乗ったのが次にご紹介するマグナムでした。
1989年建設当時、マグナムは世界最高で最速のコースターでした。最高最速の座は2000年に建設されたMillennium Forceにその座を譲ったそうですが、コースの妙で勝負するタイプではなく、ただひたすら高く上げてただひたすら高速で落とし、直線で勝負するというそのすばらしさは今でも色褪せないはずです。先生は意気込んで乗り込みましたが、コースターは上るばかりでなかなか下りに到達しません。あまりにも高く上がり、やがて景色は海しか見えなくなりました。おいおい、まだ上がるのかよ、冗談だろ! 3分の2ほど上がった頃、乗ったことを後悔しました。後のことはあまり覚えていません。それから、コースターには近づかなくなりました。連れていってくれた方には、今でもせっかく連れてってやったのにとイヤミを言われます。先生のいわゆる黒歴史です。皆さんもこのマグナムのページの動画で当時の先生の恐怖を体験してください。
追記:いろいろ質問が来ましたので追記します。
これを見るとマグナムはデータ的にはもはや時代の産物だということが分かります。2000年を境にコースターの進化は加速を増したのです。マグナムはより高く速くを目指したコースター大型化の先陣といえましょう。
ピタゴラ装置
■ Incredible Machines - metacafe
NHK教育のテレビ番組「ピタゴラスイッチ」に出てくるピタゴラ装置の数々が延々と流れる動画。どこかでリンクを見かけてはいたのですが、ああピタゴラかあ、という感じでスルーしていたところ、しまけんさんがかなり熱く薦めていたので見てみたら、先生もすっかり魅せられてしまいまして、先生もぜひ皆さんに見ていただきたいと思うようになりました。
最近先生は横流しのコピペ紹介記事に嫌気がさしていたし、有名サイトで紹介されてるものを先生なんかが紹介し直しても意味がない、なんてかなり自信を消失していました。でも面白いものは面白いと熱く語ればいいだけの話なんですよね。初心を忘れてしまうところでした。
先生はピタゴラスイッチの「字体」で佐藤雅彦先生が思い浮かんでしまいます。佐藤先生の仕事を目にしたことの無い日本国民は皆無のはずで、これほど国民の脳内に潜在的に忍び込むことに成功した人は他にいないのではないかと先生は恐れ入ってますよ。
ついでに公式サイトを見てみたら、あの脳内音楽ポリンキーも佐藤先生の作品だったのかと驚愕しています。
- 教授御尊顔
- @suemewebさんをフォロー
- サイト内検索
- Googleサイト内検索
-
- 懐コンテンツ
- 喉頭鏡素振りのススメ
- カテゴリ一覧
- 過去ログ
-
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
- 2006年
- 2005年
- 2004年
- 2003年
- 2002年
- 2001年
- 2000年
- 1995年
- mobile
-
- PR