文体変わりました?
「なんか文体変わっちゃいましたねー、弱気というか…」
M先生からのご指摘を有り難くいただきました(小松空港にて)。ところで、いったいいつ頃の文体が、先生の突き進むべき文体なんでしょうか。愛と平和を唱えていた頃のでしょうか。それに比べれば、やはり今の先生は、弱気ととられても致し方ないですよね。
いや、先生としたことが、いけませんでした。実は、1、2ヶ月先が〆切の仕事が結構重なっております。むしろ、〆切直前の方が、開き直った火事場の馬鹿力で意気揚々としていられるものです。1、2ヶ月先、この微妙な期限の余裕が、芥川の言うやうな「ぼんやりとした不安」となって、先生を襲ってくるのであります。
こんなことでは、先生、いけませんね。世界の愛と平和のために、また立ち上がらなくては!!(とか言って、来月は火の車と思います。)
人に感謝されたい、患者さんに有難うって言われたい、先生は以前から、そのようなことだけを動機として仕事をすることに疑問を覚えずにはいられないことを語ってきました。
農家の方々は、どのような気持ちで、おいしいお米を作っているのでしょう。彼らは、おいしいと喜ぶ私たちの顔を見ることはできません。
テキサイ界隈で久々に話題沸騰です。先生はブックマークして期待します。
混乱
イラクもフィリピンも不安定な情勢が続く中、先生のサイトも不安定な情勢です。リンク集は暴走しています。現在、原因を調査中との連絡を受けています。宮城県の地震と関係あるのかどうかは、まだはっきりしません。
MACでIE5以前なら、右側の抱腹絶倒なすごく面白い欄が表示されません。少なくともMAC IE5.17では正しく表示されます。CSSの解釈は、ブラウザによってクセがあるので、面白いですよ。
註:リンク集は現在では廃止しています。当時はフレーム構造で右側の柱に何か書いてました。
そっちの君、こっちの君
■そっちの君、こっちの君
そっちの諸君、君たちの立場は恵まれすぎています。黙ってても麻酔頼まれるでしょ。金はずむって言われても、もう麻酔いやなぐらい忙しいでしょ。それどころか、こっちが金払ってもいいから、実験して論文書く時間が欲しいでしょ。自分に頭を下げない外科医は気に食わないでしょ。そんなことが当たり前だと思ってるだろー。あのなー、言っとくけどなー、貴様らのような立場の麻酔科医の方が、全国的に見ても極めて特殊なんだからな。先生は、君たちの文句や愚痴にはいっさい耳を貸しませんよ。
それからこっちの諸君。毎日テキトーに麻酔こなしてればいいと思ってるでしょ。はっきり言って探究心が足りません。貴様らもそれが当たり前だと思ってるだろー。
だから前回、先生は言ったんだ。他流試合が必要なのは、育っちまった医師の方だってな。そうやって、すっかり視野が狭くなってしまっていることに気づかないまま、ぶーぶー文句たれてればいいっしょ。大事なことは、まず自分の常識を疑ってみることぢゃ。外国でも、他県でも、他分野でもいい。慣れない世界に、わざと出向くことぢゃ。
■学会(仙台)
先生、ちょっと出張していました。雨を見舞いました。地震を喰らいました。ペインクリニックって、まだ学問の領域に達してませんね。他分野から招待された講師の教育講演だけが学問だった。ビデオ見て針の向きがどうのとか、学会でやることかね…おっと、こんな悪口言っちゃいけない、先生は専門医更新猶予願い申請者という立場であったのぢゃ。とっても勉強になりますた。来年は是非とも更新させてください。
小さい字のサイトは疲れる(某学会サイト)
■小さい字のサイトは疲れる(某学会サイト)
http://www.anesth.or.jp/このサイトの字が小さい上に、ブラウザで大きい字に変更することもできないのに腹がたったのがきっかけで、先生はHTML+CSSに目覚めました。マイペースで少しずつの改良になりますので、表示不具合はご容赦ください。 それにしても、最近は本当に、文字の小さなサイトを見るのがつらくなってきました。先生のブラウザの文字のサイズが「最大」に設定される日も、そう遠くないかもしれません。
以下、今日は気が向いたのでblog風です(註:残念ながら以下は現在すべてリンク切れです)。たぶん明日から、またやりません。
■衝動買いに抗うつ薬(日経ヘルス)
SSRIが有効だそうです。ブラインドでも行っているようなので、たぶん効くんでしょう。効いたら経済は停滞しないのでしょうか。製薬会社の一人勝ちでしょうか。
■SARSウィルスはSARSの原因だった(Lancet)
え?そうじゃん。SARSウィルスをカニクイザルに感染させたら、SARSになった。え?あたり前じゃん。いや、これで、SARSウィルスがSARSの原因であることが初めて証明されたんだそうです。最後はネイティブに戻れ、っていう格言を思い出しました。
■カリウム高濃度投与(山梨日日)
原液を側注してしまったのでしょうか。注入時は複数人で、注射器とコネクトできない点滴回路といった今後の対応策。いや、システムの改良は大事なことですが…。麻酔科医の立場としては、カリの投与は慎重なことで、医師の仕事だよね。
■舌移植(CNN)
世界初だそうです。味覚を望めないのが残念です。ところで、まだ移植されていない臓器って、他にあるんでしょうか。ついに人間も、クジラのように、余すところの無い貴重な動物になったということでしょうか。
■研修医と研修のマッチング(毎日)
卒業した大学で研修するのは温室育ちで、閉鎖体質の温床だといったところでしょうか。先生は、他流試合が必要なのは、卒業直後の研修医ではなくて、もっと大人に育ったつもりの医師たちだと思います。
■医師主導の治験(朝日)
欧米で使われていても、日本で同じように使えない薬がたくさんあります。メーカーの立場としては、わざわざ莫大な費用をかけて治験を行って新適応を獲得しても、すでに使われているのだから売り上げが伸びるとは思えない。厚労省が動きだしましたが、その思惑は…。
表示不具合
■表示不具合
うーんと、きっとね、表示が不安定な状態が一ヶ月ぐらいは続くと思うよ。みんなごめんね。その間、ネットなんか見てないで、論文書いたりしようぜ、な?
■電波ニュース
先生の高尚な文章を、電波ニュースを通して読んでいる不埒者がいるようです。やめて欲しいと思いますぎょん。
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