たわごと
巷の日記サイトによくあるパターンとして、ひとりごとです、たわごとです、何気ない日常を思いつくままに書いています、なんてのがあるよね。いいかげんにしろっ、誰が読むんじゃいっ、って先生は思いますが、先生もたまには普通の日記を書いてみようと思います。
その1:あー、もう毎回むかつくぜー。どうして○○○科医ってぇのは、どいつもこいつもこうなんじゃい。頭悪い奴と仕事するのは疲れるぜー。先生の言う頭悪い奴っていうのはな、自分の言語でしか喋れない奴のことじゃー。
その2:最近、「頑張って是非教授になってください」ってお便りが多いけどなあ、余計なお世話じゃー。絶対イヤじゃー、あんなのっ、っていうか、だから先生は教授なんだって、すでに。
その3:「臨床麻酔」とか、その辺の国内雑誌に論文を投稿している麻酔科医の皆さん、英語抄録がひどいのがあるぞー。いやー、ほんとにマジで笑えるのがあるぞー。特集組んでもいいかな、怒られないかな。どうせ誰も読まないって、ましてや外国人が読むとは思えない、って油断してるだろー。そんな君は、先生が見つけ出して、皆の笑い者にしてあげる。
その3の続き:どうしてそんなこと言うかっていうと、先生だって、こんな無意味な英文抄録書くの面倒なんだよ。できれば、皆さんのをパクリたい。でも、こんなにひどいと、さすがにパクレないじゃん。ああ、もう面倒だなー。自分で考えなくちゃいけないじゃん。ほんとにもー、そこんとこ、よろしく頼みますぜ。
彼ら
先生は、麻酔科学界の有名人、Yカゲ先生やMツダ先生とお友達なのが自慢です。
彼らも先生と同じように、ひとりの患者の前ではひとりの麻酔科医で、また、家に帰ればひとりの夫、ひとりの父であるわけです。しかし、一歩外に出れば、有名なYカゲ先生、Mツダ先生を演じなければいけないのかもしれません。いわば、彼らにとって本名は芸名でもあるのです。
一方、別に何のとりえもない無名の先生にとって、本名にはほとんど価値がありませんから、サイトで本名を名乗るかどうかは、ほとんど意味のない問題となります。
あ、ひょっとして、この話題、もう飽きましたか?
ニセモノであること
野党が審議に応じないと言った。採決しようとすると、審議が不十分だと言う。不十分なら審議に応じるべきだ。支離滅裂。
野党が審議に応じないのは、国会運営上のひとつのテクニックであって、裏取引のエサに過ぎず、だって、その後、野党が何て言ったかというと、「本当に審議に応じる気がなくなりました」、ってことは、やっぱり応じる気があったんじゃねーか。
いや、こうして与党と野党の絶妙の阿吽の呼吸で国会は成り立っていくわけで、そんなことは国民も百も承知のはずなのに、マスコミは国民にとって分かりにくいとか書いてみたりする。そうやって、まるでプロレスのように、各々が自分の配役をうまく演じて、物事はシナリオどおりに進んでいく。
もし小泉さんが国対委員だったら、言ってもよかったんだろうな。そして裏では野党と笑顔で取引だ。首相だからダメなんだ。そうなんだな。ブッシュも本当は戦争が嫌いかもしれない。シラクも本当は戦争はどうでもよくて、家で相撲のビデオ見ていたいだけかもしれない。
みんな誰かを演じているんだ。セリフが大事、首相の、大統領の。そして、演じるのは誰だっていいんだ。みんないつも、「首相なんて誰がやっても同じ」って言ってるじゃん。
誰もが何かを演じるニセモノです。世の中、ニセモノしか存在しない、ということは、ニセモノこそホンモノなのだ。
RAKUWAブレス
さて、いよいよ今日から先生の偉そうな説法を始めましょうか。いえいえ、まだまだ早いようです。こんなにも、先生がバーチャルな存在であることを、しつこくしつこく言ってるのに、まーだ分かってない人が大勢います。
「あ、(本物の)教授、この間依頼のあった、臨床麻酔誌上抄読会の原稿ですけど、何のテーマでいきますかね?」
「あー、何でもいいから。任せる任せる。好きにやって。何ならスミルノフ教授の名前で書いていいから」
んなろー、本当にやりかねないぞー、いいんだろーなー、恥かくのはあんただぞー。
それからなぁ、(本物の)教授もだけど、S浦、お前もだ。
ちょっと先生が早弁したからって、
「先生、まるでダメ社員みたいっすよ」とか、
先生がファイテンの黒いRAKUWAブレスしてるからって、
「不良みたいっすよ、先生」とか、
世界的に高名なこの先生に向かってよくも研修医の分際でそんなこと言えるなぁっ!
しかもこういうこと書くとなあ、決まって聞こえてくるのはこういう会話だ。
「いいなあ、S浦やローリーは名前出してもらって」
「あいつらなんてまだいいぜ。オレなんか本名だされちまってるんだぜぇーbyタモツ」
っとか、何自慢し合ってんだよ、おい、おめーら。
やめてくれよ、せっかく1年ぐらいかけて、やっとそこそこのテキストサイトになってきたんだぜ。しかもあれだ。おかげで今日も、最初に書こうと思った内容から、すっかり外れちまって、くだらないことったらありゃしない。
このままじゃあ、また以前の内輪サイトに逆戻りかあ?
人のふり見て我がふり見るな
さて、先生は皆さんの御期待に応えるべく、これからはドンドン偉そうなことを書いていこうと思います。いえ、先生は元々偉いのですから、先生の書くことは、偉そうどころか、すべて偉いに決まっているので、そんな前口上なんて本当は必要なく、いきなり偉そうなことをガンガン書いても良かったのですが、6/11の日記では、ついつい弱気な一面が顔をのぞかせてしまいました。
さあ、偉そうな説教をジャンジャン書こうじゃないか、今日から…っと思ったのですが、完璧主義者の先生は、いまひとつ安心できないので、いま一度、いえ、これからしばらく、何回かに渡って、先生が偉そうな事を書くのはもっともな事であることを、皆さんと御一緒に確認していきたいと思います。
さあ、いいですね。分かってますね。先生は世界的に高名な超偉い先生です。だから、偉そうな事が書かれていても、素直に受け止めるべきなのです。間違っても、「おいおい、そういう自分はどうなんだよ」なんてツッコミ入れてはいけません。管理人に直接ツッコムなんて、もってのほかです。先生は管理人とは違う人物です。その辺を勘違いなさっておられる方が非常に多い。先生は管理人と違って完璧な人間ですから、そんなこと言われる筋合いはないのです。
…いや、百歩譲って、先生にも欠点があるとしましょう。でも、先生には世界的指導者としての立場があります。先生には、皆さんを正しい道に導くという使命があるのです。そう、その使命のためなら、自分を犠牲にしても良いとさえ思っているのです。皆さんのためなら、自分のことなんかどうでもいいのです。ですから、面倒だからいいやって自分がやってないことでも、皆さんにはきちんとやりなさい!と言わなければなりません。ああ、本当は先生も苦しいのです。でも、敢えて言わなければならないし、この程度の苦しさなんて、皆さんのためと思えばたいしたことはありません。ブッシュ君も小泉君も、本当は苦しいのです。しかし、人のふり見て我がふり見ないのが、指導者としての正しい務めなのです。
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