トラックボーラー失格?
FPANAPCのリンクをたどると良く分かるが、「レッツラー」と一口にいっても様々なタイプの方々がいらっしゃる。もちろん、すべてのレッツノートにトラックボールが搭載されているわけではないから、レッツラーとトラックボーラーは同義語ではない。トラックボーラーでないレッツラーもたくさんいるのだ。
逆に、現在現役で働いているノートパソコンでトラックボールを搭載しているとなると、それはかなりの確率でレッツノートであろう。つまり、ノートでトラックボーラーなら、ほぼレッツラーと考えていいわけだ。
さて、このレッツラーの中でもトラックボーラーという方々は、レッツラーの中でもかなりレッツなレッツラーである場合が多い(なんのこっちゃ)。もちろん、トラックボーラーの中でも、そのトラックボールそのものへの思い入れ様もいろいろではある。
レベル1:偶然トラックボーラー
レッツの他の機能に惚れて買った、ポインティング・デバイスにはこだわらないタイプ。中には、たまたまレッツを買って、気がついたらトラックボールがついていた。あるいは、飾りだと思い込んだまま、外付けマウスを何の疑問も感じずに使っている人。
レベル2:中級トラックボーラー
タッチパッドやスティックに比べれば、トラックボールがまし、と考えている。モバイルなど、外付けマウスが使いにくい環境での使用を考えて、トラックボールのレッツを購入したが、家では外付けマウスを躊躇無く使っている。
レベル3:熱血トラックボーラー
内蔵ポイティング・デバイスとしてはトラックボールが最高であることを自負。マウスに匹敵する、あるいはそれ以上である、という信仰を譲らず、マウスを外付けするなどという行為は、それが他人であってもけっして許さない、熱きトラックボーラーである(トラックボールがんばれ!に行ってみな)。
レベル4:悟りのトラックボーラー
トラックボールの機能性などにウンチクを語るレベルはすでに超越し、ついに、トラックボールそのものを溺愛してしまった悟りのトラックボーラー。ここまでくると、「青」「黒」「赤」「黄」「緑」「橙」のすべての色のトラックボールを集めないと気がすまない。果てには、大玉を愛してしまい、16mmトラックボールを19mm大玉に改造しなければ気がすまない精鋭も。まさに、トラックボール界の仏陀といえよう。
さて、この中でもまさに油にノッテルって感じのレベル3の面々は怖い。
実はマウス買いました……
なんて言ったら、攻撃を受けそうである。
いやっ、買ってないって、ちょっと言ってみただけだって。
もう、すぐ怒るんだから。
私だってねぇ、レッツラーとしては、そりゃあ、新参者かもしれないけれど、Mac時代からのトラックボーラーでもあるし、その歴史は長いんですよー、ホントに。思い入れとしては、レベル3の初級ぐらいかなあ。ホントですよ。ホントにトラックボール好きなんです。え?まだ分かってくれないんですか? こんなに、2回にも分けて、私のトラックボールに対する熱き思いを語ってるのに…。
え?それがかえって怪しいって?
…怪、怪しいって何のコトですか……? だ、だってねぇ、ここんとこ、ホントに論文執筆で忙しかったんだもん。特に、膨大なデータの解析はつらかった…。大量の数字の羅列であるデータをだよ、必要部分だけを抽出するために、ひたすら、選択、カット、ペーストの繰り返しだよ、毎日。ボディを小型化するための努力で16mmの小玉だが、クリック・ボタンを上下に配置するという斬新なアイデアによって、手の形は自然に決まる。でもねぇ、ちょっとの無理がだんだん蓄積していったんだねえ。ある日、ついに肩が上がらなくなった。肘にも違和感を覚え、人差し指は痙攣している。あー、こりゃイカンなぁ…。そこで、ちょっとだけ、この仕事が終わるまでの
ホンのちょっとの間だけマウスを……。
いやっ!違うって、買ってないって!
ちょっと、どんなのがあるんかいなーてな感じで、見に行っただけなの。あー、なんだ、ロクなマウスないねー、こんなんだったらトラックボールの方がいいねーって馬鹿にするために行ったんです…。とりあえず、片っ端から手に取って動かしてみました。やっぱり、自分の手にフィットするってことが一番だからね。いやいや、もしも買うとしたら、の話だよ。
そうしたら、あー、これイイ感じってのがあった。すっぽりの私の手の中に入る。大きすぎず、小さすぎず。真ん中にスクロール・ボタンのついてる、今はやりのタイプだね。しかも、左側面のもうひとつオプショナルなスイッチが。さらに、光学式である。これだったら、場所を選ばないねー。しつこいようだけど、もしも買うとしたら、の話だよ。
おっと、大事なことを忘れていた。私のCF-B5ER、考えうるありとあらゆる拡張ポートが付いているくせに、マウス用のPS/2ポートだけが付いてない。すごいねー。よほど、トラックボールに自信があるんだねー。そうなんだよねー。マウスなんか、全然いらないんだよねー。
……さてっと、そうするとUSBだなー。いや、だから、もし付けるとしたら、の話だぜ。おお、これUSB対応じゃん。しかも、コードが掃除機みたいにシュルルルって一瞬に格納されちまうのがいいねー。パッと外して、シュルルルってコードしまって、ポケットにさっと隠せば、使ってたことバレねーもんなー。
Tokyo Needs Co.,Ltd. "Cord in +" CIM-8UMB
東京ニーズの製品、コードインプラス「CIM-8UMB」。左:コードは本体内にすっぽり格納。右:光学式(赤光)。スクロール(ホイール)ボタンとマイクロスイッチが青く輝く。
…す…すまん……。
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