ノートといえばバイオだろ?
私もNEC98時代は人並みにMS-DOSをいじったものだ。しかし、マイクロソフトがMAC-OSの猿真似をしてWindowsなるものを出した時、これならMACの方がいい、と思った。タイミングよくアップルは、それまでの白黒SEシリーズから、カラーのMAC IIシリーズへ重きを起き始めていた頃です。 それ以来、ずうっとMAC派です。
こんなMAC使いを悩ませているのが、日常使っている実験室のWindows NTマシンである。医療関係者はたしかにMAC使いが多いが、実験などのデータ取り込みには、インターフェースの関係などからWinマシンを使わざるを得ないことが多い。特に私の実験の解析ソフトはWinでないと動作しないので、自分専用のWinマシンが欲しくなった。
さて、Winマシンといえば、やっぱノートだろう。最近の薄型軽量ノートはMACにはないしね。しかも今のノートは、最低でもメモリ192Mのハード2万M(20ギガというらしい)が常識だもんな。数年前までは、 PowerBook 145Bなんてのを使っていた。液晶といえば白黒が常識で、 メモリが最大に増設して8M、ハードディスクは当時としては驚異的な120Mだった。時代を感じますな。こんなマシンでも、データ解析やらプレゼンやら論文まで全部こなしていたんだから。 今はもっと軽くて高性能、しかもMACとWinの互換環境もだいぶ良くなってるから、サブノートとしても使えるぞ!さっそく見に行こう!
さあ〜て、かあちゃん、ノート見に行こう。ノートといえばバイオだよね。10ccの曲なんか使っちゃてるCMもかっこいいし(The Thing We Do for Love、名曲だぜ)。どれどれ、え? これがバイオ? たしかに軽いけど、なんだか紫色でぺちゃぺちゃしてて、趣が感じられな〜い。キータッチも良く無いなあ。本当にこれが一番売れているのか?? 持ち歩くとしたら505シリーズだろうな。SR9はあまりにもオモチャくさい。どうもCMから抱いていた漠然としたかっこよさに比べると、実物を見て想像との違いにがっかりであった。
ところで私が驚いたのは、各社各メーカーの多種多様なラインナップであった。ダイナブックやシンクパッドはさすがに知ってたが、ラビーだの、プリウスだの、メビウスだの、ずうっとMACな人だった私には初耳の名前ばかりであった。
え? ところでこれ何? A4サイズでこんなに薄いのあるの? しかもこれでCD-ROM内蔵? そこでひときわ目をひいたのはパナソニックCF-L1GAであった。2kgしかないくせに14インチの画面 だぜ、これしかないんじゃない? ところで、パナソニックのパソコンってどうなんだ? だいたい、松下電器がパソコン作ってるなんて知らなかったぞ。
いや、そもそもこれだけの各社のラインナップ。 これってどこがどう違うのか? CPUはどのくらいの性能なんだろう。ペンチウムは知っていたが、セレロンって何だ? まずい。分からないことだらけだ。いくらMAC使いとはいえ、コンピューター歴10年以上なのに己の無知に愕然とする。したがって、しばし、勉強モードに入ることにする。
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