2017/10/09

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2017/01/26

2016年に読んだ本私的第4位

第4位 森博嗣 キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK (講談社文庫)

私、森博嗣先生の作品はだいたい読んでいて、小説はもちろんのこと、エッセイやウェブ日記本までほとんど読破しています。なので、だいたい氏の考えていることは想像できる(と自分では思い込んでいる)し、そろそろ最終作品を書き上げて隠遁生活に入る時期が近づいてきた今日この頃、結論めいたものも見えてきたのかなあと感じています。

なので、特にWシリーズなど、近年の作品ははっきりいってあまり面白くない。まあこっちも面白さを期待して読んでいるわけではないので、別に文句はないのです。しかし、この作品は久しぶりに楽しみながら読めました。

シリーズ登場時は学生だった加部谷、雨宮、山吹、海月といったおなじみの面々、本作では社会人となってそれぞれ別々の道へ進み、そして処女作から長きに渡って登場し続ける西之園萌絵、犀川、国枝も、すっかり偉くなってしまいそれぞれ別々の大学で教鞭をとっている。

だからもう、お前ら二度と集まんなよ!

なぜかって? だって、お前らが一同に介したら、絶対に殺人事件が起きんに決まってんじゃん。これ以上凄惨な事件が起きるのは勘弁して欲しいんだよ。だから集まんなって。

ところが集まっちゃうんだな。だって、全国学会の年次総会だもの。いやあ、うまいこと考えましたね、学会があるから集まらざるをえないもの(でも考えたら加部谷と雨宮はちょっと強引な招集だったな)。

で、やっぱり学会開催中に、学会会場で殺人事件が起こる。ところが、学会自体に思いのほどの影響はなく、年次総会はほとんど滞りなく日程を消化していく。殺人事件はすぐそばで起きているのに、多くの学会参加者たちにとって、それはまるで彼岸の出来事のようだ。

そして、読者の私にとっても、殺人事件自体はどこか絵空事のようで(ま、元々絵空事なのだが)、加部谷ちゃんと発表して質疑応答できんかなーとか、山吹が座長なんて大丈夫なんかなーとか、そんなことを興味の的にして楽しみました。

つまり、この作品は、ミステリィの体裁を借りた「学会小説」なんですね。と、私は思いました。

ということで、残りは3つだな。続きは後日。完結できるかなあ。

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