2017/10/09

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2014/12/08

マトリョーシカ人形にみるバンド内の序列

ももクロ

ひょんなことから、ウェブ上でロックバンドのマトリョーシカ人形を探すことに夢中となった。

マトリョーシカ人形は、日本起源説などそのルーツについては諸説あるものの、ご存知のとおりロシアの特産品として世界に広く知れ渡っている。いや、知れ渡っているどころか、今では世界各地で様々なデザインのマトリョーシカが氾濫しているという状況である。

そこでふと疑問が湧いた。ロック・バンドだったら、どんなバンドのマトリョーシカが存在するのだろう。ところが探し始めてすぐに驚いた。まああるわあるわ、あなたの大好きなあのバンドのも、あなたの全く知らないあのバンドのも、たぶんマトリョーシカの存在しないロック・バンドなんてこの世に存在しないのではないか、と思えるほど次から次へと見つかるのである。

そして世界的に有名なバンドともなると、たとえばビートルズなんかだと、それはもう数百種類ぐらいあるんではないか、と思えるほどだ。

さてそこでひとつの問題が浮上する。マトリョーシカ人形は入れ子構造になっており、当然のことながら一番外側のものが一番大きく、最初に目につくことになる。そして中に入れば入るほど小さなサイズになっていく。そうすると、バンドのマトリョーシカを作るにあたって、誰を一番外側にして、そして次のを誰にするのか、一番最後の最小の人形は誰にするのか、そういった順番を決めなければならないのである。

たとえそのバンドのメンバー全員を愛している場合であっても、残念ながら序列を決めなければならない。マトリョーシカは無情で残酷なのである。

僕は広大な心の持ち主で世界中のロックミュージシャンたちを全員等しく愛している!

だから、こんな非情なマトリョーシカ人形は嫌いだ。こんな企画は間違っている。もうマトリョーシカとか"russian nesting"とかなんかで検索なんかしないぞ。

とはいえ、とはいえ、とはいえ……、世間は冷たいもので、やっぱりバンド内序列というものはどうしても存在するものです。たとえば、ビートルズ全曲213曲中ボーカルをとってるのが11曲で作者にクレジットされてるのが5曲で単独クレジットがたった2曲のリンゴ・スターをビートルズのマトリョーシカ人形の一番外側にしよう、と考える人はほとんどいないでしょう(いや、逆にそういうのがあったら逆に欲しいぞ!)

そういうわけで、世間の人がそのへんをどういうふうに考えているのか、野次馬気分で見たくなってきました。全部というわけにはいきませんが、いくつかピックアップしてみましたので、さっそく見ていきましょう。ドン!

ビートルズのマトリョーシカ人形

ビートルズ1

手始めにビートルズで見ていきましょう。ビートルズは前述のように腐るほどあるので大変ですが、まず初期の頃と思われるものをピックアップしてみました。左側は全員→ジョン→ポール→ジョージ→リンゴの順。右側はやはり、ジョン→ポール→ジョージ→リンゴとなっています。残念ながら世間的に無難すぎる序列となっていますが、果たしてこれを覆す作品はあるのでしょうか?

ビートルズ2

続いて、サージェント・ペパーズやイエロー・サブマリンをモチーフにしたと思われるビートルズ・マトリョーシカを集めてみました。ここでも残念ながら、ジョン→ポール→ジョージ→リンゴの序列に例外はひとつもありません。

果たして、僕の要望したリンゴ一番外側のマトリョーシカはあるのでしょうか?
以下、どどんといきます!

ビートルズ3

このように、スーツ姿だけど長髪でヒゲが生えている、いったいラバー・ソウルなんだかリボルバーなんだかアビーロードなんだかよく分からないマトリョーシカが実際多いんですが、残念ながら例外なくジョン→ポール→ジョージ→リンゴの序列です。ほんと、世間の皆さんのある意味頑固な一面が垣間見れて、僕は悲しくなりましたよ。

あっ! でも右下隅の一枚をよくよく見てください! ついに例外を発見!
なんと、ジョン→ジョージ→リンゴ→ポールです! リンゴ、ワンランクアップですね! おめでとうリンゴ! しかしこれ作った人、よっぽどポール嫌いだったんですかね。

でもちょっとおかしいですよね。だって、世間にあなたジョン派?ポール派?って聞いたら、けっこうハーフハーフくらいになるんじゃないでしょうか。それなのに、ことマトリョーシカに関してはジョンの完全勝利です。いやー、わからないものですね。

レッド・ツェッペリンのマトリョーシカ人形

続いて大雑把で誠に申し訳ないんですが、次の世代を代表するバンドとしてレッド・ツェッペリンを選ばさせていただきます。

ツェッペリン1

これはジミー・ペイジ→ロバート・プラント→ジョン・ボーナム(ボンゾ)→ジョン・ポール・ジョーンズの順。まあ世間的に妥当な並びではないでしょうか。

ツェッペリン2

ところがツェッペリンの場合は、リード・ボーカルを重視するという立場の人も現れます。上図左側は、全員→プラント→ペイジ→ボンゾ→ジョーンズの順、右はなんとプラント→ジョーンズ→ボンゾ→ペイジの順です。ビートルズよりもバラエティに富んでいておもしろいですね。

ツェッペリン3

でもやっぱり、世間の大半は、上のようにペイジ→プラント→ボンゾ→ジョーンズという順番が妥当だと考えているようです。

ん? みなさん何かお気づきになりませんか? 上の作品には両方とも5人目が存在します。ツェッペリンって、5人編成だったことがあったでしょうか?

種明かしをすると、この一番ちっちゃいのはツェッペリンのマネージャーだったピーター・グラントなんだそうです。ちょっと遊び心がきいていておもしろいですよね。ももクロchanマトリョーシカも最後は川上、古屋にすればよかったのに(でもそれはほんとにやりそうでこわい!)

ビートルズ作品にもこういう遊び心がちょっと欲しかったですね。リンゴを開けるとピート・ベストだったり、それをまた開けるとスチュアート・サトクリフだったり、それをまた開けるとブライアン・エプスタインの死体だったり、とかね。

あと、ジョージのは表面の皮が剥けるようになっていて、剥いたらエリック・クラプトンが現れる、とかね。

クイーンのマトリョーシカ人形

さ、大雑把にいかざるをえないので、次世代の代表としてクイーンを選んでみました。

クイーン1

左:フレディ・マーキュリー→ブライアン・メイ→ロジャー・テイラー→ジョン・ディーコンというオーソドックスな並びです。右は、全員→フレディ→ブライアン→ロジャー→ディーコンという同じ並び。

クイーン2

左:フレディ→ブライアン→ロジャー→ディーコンとこれも同じですが、右はフレディ→ブライアン→ディーコン→ロジャーと、下位争いが勃発!

クイーン3

こちらは左右ともに、フレディ→ブライアン→ディーコン→ロジャーと、ディーコンが3位を確保です!

クイーン4

左:やはりフレディ→ブライアン→ディーコン→ロジャー、ディーコン3位確定か? 右は年取ったフレディ→若い頃のフレディ→ブライアン→ディーコン→ロジャーと、なんとフレディが2回も登場。

いやー、それにしてもフレディの強さばかりが目立ちましたが、ディーコンの見事な逆転劇もよかったですね。拍手を送りたいと思います。

ピンク・フロイドのマトリョーシカ人形

プログレがないじゃん、というプログレ・ファンの皆さんのために、三大プログレ、あるいはプレグレ四天王と呼ばれるのにもかかわらず、なぜか五つ存在する代表的なプログレ・バンドの中から、その中でも僕のもっとも詳しくないピンク・フロイドを取り上げてみました。

ピンクフロイド1

ピンク・フロイドの場合おもしろいのは、時代が進むにつれてバンドのイニシアチブをとる人間も変化していき、したがって世間的にいうところのメンバーの序列もそれにつれて変化していくところです、と、今僕はウィキペディアとにらめっこしながら書いています。上の作品はいずれもロジャー・ウォーターズ→デヴィッド・ギルモア→リチャード・ライト→ニック・メイスンの順番で、シド・バレットが抜けてロジャー・ウォーターズがイニシアチブをとるようになった時代を反映したものではないかと思われます。

ピンクフロイド2

紙面の都合上極めて大雑把になりますが、やがてピンク・フロイドは事実上デヴィッド・ギルモアのものとなっていきます。上図左は、デヴィッド・ギルモア→ロジャー・ウォーターズ→リチャード・ライト→ニック・メイスンと序列の一番目が交代、さらに右はデヴィッド・ギルモア→ニック・メイスン→ロジャー・ウォーターズ→リチャード・ライトと、脱退しなかったニック・メイスンの序列が上がり、脱退したメンバーは序列が下がっている、といったところでしょうか。

ニルヴァーナのマトリョーシカ人形

さて、なんとなく各世代を代表するバンドを選んでいるつもりなのですが、牢獄暮らしで世間と隔離されて久しい僕のチョイスが、果たして皆さんの同意を得ることができるものなのか否か、少しばかり自信が無いところではありますが、もしも的はずれだったら許してください。次はニルヴァーナです。

ニルバーナ

ニルヴァーナといえばカート・コバーン、実は僕はその他のメンバーを知りません。上の4枚ではすべてカート・コバーンが中心となっていることに間違いはないと思いますが、その他のメンバーについては全く分かりません。あれ? 左上ではずいぶんたくさんメンバーがいるように見えますが、他の3つについてはカート・コバーンを入れてメンバーは3人、あまった人形には適当にマンガみたいな絵を描いてごまかしてますね。ニルヴァーナって、メンバーたった3人だったんですか?

アバのマトリョーシカ人形

ここでアバをとりあげる必然性は全くなかったのですが、なんとなく文句を言ってみたかったので出しました。だって、これを見て下さいよ。

アバ1

全員(まだこれはいいとして)、次がなんとベニー・アンダーソンですよ。そして次がベニーと夫婦だったアンニ=フリッド・リングスタッド(フリーダ)、ビョルン・ウルヴァース、アグネッタ・フォルツコグと続きます。

ベニーがトップなのはどう考えてもおかしいでしょ。これじゃあ例えるならば、ピンキーとキラーズでパンチョ加賀美を、チェリッシュで松崎好孝を、ドリカムで◯◯くんを、もとい、中村さんを表面に持ってくるようなものです。

しかも、この並びだと"BABA"になってしまいます!

たぶんこれはベニーが作ったんじゃないですかね。だから自分を最大にして次に元妻を持ってきた、そう考えれば辻褄が合います。

世間一般のアバのイメージといえば、やっぱアグネッタのブロンドじゃないでしょうか。

アバ2

全員→アグネッタ→フリーダ→ベニー→ビョルン、そうです。これでいいんです。世間のイメージとしてはやはりこの序列が妥当なんじゃないでしょうか。ただしこの並びだと"AABB"となってしまって、前の”BABA"のフリが全く生かさないことになってしまいますが、僕は芸人でもミステリ作家でもないので、そこはどうか許してやってください。

キッスのマトリョーシカ人形

キッスというと世間的にはやはりジーン・シモンズの印象が強いようですが、僕は音楽的にはポール・スタンレーが中心人物のバンドという認識でした。しかし、

キッス1

ご覧のとおり、ほとんどがジーン・シモンズ→ポール・スタンレー→エース→ピーターの順番でした。左上だけエースとピーターの順番が入れ替わっていますが、ジーン・シモンズ→ポール・スタンレーという流れは同じです。

キッス2

これもピーター→エースの順に入れ替わってるだけで、ジーン→ポールの順番は同じです。

キッス3

そこで、ポールがジーンに勝っているものを探したのですが、まず、上図の左、一番大きなものにメンバー全員が描かれた作品で、ポールが一番目立って描かれているものがありました。しかし、これは、その後はやはりジーン→ポールの順なので正式に勝ったとはいえません。確かにポールが勝っているのは、上図右のたった一作品しか見つけられませんでした。

結論としては、やはりグラム・バンド、音楽面でのリーダーよりもビジュアル面での象徴的存在という点が重視されて、ジーン・シモンズが大勝利!ってところです。

ところで僕、他の二人のメンバー、エース・フレイリーとピーター・クスリクリスが出たり入ったり他の人に入れ替わったりと慌ただしくメンバーチェンジを繰り返していたということを今まで全く知りませんでした。全く気づかなかったので、ここでも便宜上エースとピーターという名前をずっと用いることにしました。だって、メイクしてんだからわかんねーよ、そんなの。きっとメンバーチェンジしたのかどうか分かんないバンドのパイオニアだな、キッスは。あと、クラフトワークも分かんねえけどな、別の意味で。

ももいろクローバーZのマトリョーシカ人形

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ももクロ2

さて、いまやキッスと並び称される、ももいろクローバーZのマトリョーシカは、ご覧のように、かなこ→あーりん→しおりん→ももか→れにちゃん(以下敬称略)、という順番です。これは製作者の意図や世間の意向など全く関係なしに、単純にコサックダンス対決の結果をもとに決定されたものではありますが、偶然にも、まるで製作者や世間が、あるいは神が意図したかのような絶妙な順番となった、といえるのではないでしょうか。

まず、一番目はやはり我らがリーダー、絶対的センターのかなこです。かなこがももクロの顔であるべきことは他のメンバーはもちろん、客観的にみればももクロのためにはいいのかな、と本当は自分だけが目立つことを嫌うかなこ自身もそう考えているはずです。

そして五番目の最小は、実際に一番ちっちゃいからももかという考え方もありますが、まあ心配しすぎる向きにはハブられ問題とかのタブーなムードが若干頭をもたげて気まずい、というご意見もありましょう。そこでやっぱり最後は、伝家の宝刀れにちゃんでおとすという技を出すことになります。

かなこが最小のれにちゃん人形をぞんざいに扱ったおかげで、最小のれにちゃん人形が情けなくころころと転がっていく場面の侘び寂びは(参考)、れにちゃんの人形でなかったら成立しなかったことでしょう。

このように、あくまでもコサックダンス対決による偶然の結果なのに、まるでこれしか無かったかのような順番になる、すなわち、いつも偶然が必然になるももいろクローバーZは、やはり神に選ばれた存在、としか考えられません。

そして、「また、どうせこれ高いんでしょ?」といって、「4000円」と聞いてそのあまりの高さにズッこけ(参考)、「誰が買うんだよ、もっと安くしなさい」と怒る彼女たちの、国立アーティストなのに昼食5人で3000円以内で鍛えられた確かな金銭感覚に、僕はほっとするのでありました。ありがとう、川上さん。

渡部陽一によってその種が植え付けられた、かなこの胸に小さく秘められた新たな野望、それは「世界平和」。その世界に向けられた野望は、いままさにキッスという守護神とともに第一歩を踏み出そうとしているのです! とマーティ・フリードマンさんもそんなこと言ってましたよ。(笑)ついてたけど。だから、ポールよ(もちろんスタンレーのほう)、どうか、どうかよろしくね!

ジョン・レノビッチ
John's Face

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