2014/06/25

あのとき引き分けておいて本当に良かった

ついに、「あのとき引き分けておいて本当に良かった」と思える日が来たね!

ほんとうにおめでとう、マーカキス君! コンスタンティノポラリス君!

と、これまでの人生を振り返って、そうでなくても数少ない友人の中から、ほんとうに数少ないギリシャ人の顔を一生懸命思い出しながら、そうつぶやいてみる。

コロンビア戦に3-0で完敗してから母国のマスコミは敵になった。コートジボワールも日本もすごいスピードだった。まるでスローモーションのようなあなたたちは、どうやって彼らに勝つつもりなんだ?

日本戦では予想通り、圧倒的にボールを支配された。
要のカツラニスはよもやの退場。一人少なくなる。
泣きっ面に蜂とはこのことか。

だが負ければ終わりだ。
ここは10人でなんとか引き分けに持ち込んで、少ない可能性を残す。

そのわずかな可能性に賭けた決断が、今、薄氷の勝利となって実を結んだのだ!

ところでネットでは、ギリシャがアディショナルタイムに奇跡的な決勝PKを得た場面の、次のようなGIF画像が出回っている。

一見してギリシャのサマラスが、自分で地面につまづいて倒れたかのような動画であり、コートジボワールのシオは全くサマラスに触れていないように見える。

つまり、ギリシャはギリギリの時間帯でシミュレーションで得たPKで決勝トーナメントを手に入れたんだよっていう流れ。

いやあ、ネットって恐ろしいですね。

みんなが早く結婚した方がいいんじゃないか」とか「最後が要です」とか言っただけで悪者にされてしまう世界です。

このシュートの場面も、たしかにここだけ切り取ればそう見える。しかし、実際にはその前に、シュートしようとしたサマラスの左足にシオの左足が引っかかっている。

シオとサマラス

もちろんこれだって、この写真だけを見ると、サマラスの足が偶然シオの足に引っかかったように見えるので、これでPKかよー、という声も多数存在する。

だが、動画をよく見ると、サマラスの左後ろからやってきたシオが、シュートしようとしたサマラスの左足にぶつかっていった、と見えなくもない。個人的にはPKはやはり厳しいとは思うけれども、取られても仕方がないプレーではあったかな、と思う。

サッカーでは微妙な判定のたびに、いいかげんなスポーツだという批判が起こる。PK判定にもビデオを導入しろという声は毎回のようにあがる。今回から導入されたゴールライン・テクノロジーは、僕はとても良かったと思うけれど、PKの判定に関してはビデオを導入したとしてもその難しさが解消されることはないだろう。

そういう意味では、大相撲が世界に先駆けてビデオ判定を導入したのは英断だったと思う。だが、その大相撲でさえも、ビデオを見たって結局よく分からないってことは多々あり、その場合は「同時と見て取り直し」という便利なシステムを採用せざるを得ない。

よく考えると、PKって取り直しに相当する。取り直しではあるけれど、得点率が8割と、とても高いので、実質的に得点と同じ価値があると見なされている。だから、厳しすぎる、もっと慎重に判断しろって意見が出る。どういう歴史的経緯でPKの距離が12ヤードになったのか知らないんだけれど、もうちょっと離してもいいんじゃないかなって気はかねがねしている。まあそんな議論、先生が提議したところで起きないだろうけどね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

2018/07/17

スポンサーサイト

|-|by スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


教授御尊顔
教授御尊顔
だまれ!
follow us in feedly
Links
サイト内検索
Googleサイト内検索
懐コンテンツ
喉頭鏡素振りのススメ
スミルノフスイッチ
カテゴリ一覧
過去ログ
Recommend
史上最強カラー図解 はじめての生理学
史上最強カラー図解 はじめての生理学 (JUGEMレビュー »)

ダルビッシュも読んでいる、先生の恩師の著書です。買ってやってくれや。
いちばんやさしい生理学の本
いちばんやさしい生理学の本 (JUGEMレビュー »)
當瀬 規嗣
先生の恩師です。買ってやってくれや。
Others
mobile
  • qrcode
powered
  • 無料ブログ作成サービス JUGEM
PR