野鳥に餌をあげてもいいの?
ダメに決まってんだろ、このボケ! といいたくなるところを抑えて抑えて、先生は今この文章を書いています。先生のよく行く公園には池があるのですが、そこでこれ見よがしにエサをばらまく人があとをたちません。エサを与える主な相手としては、この池のカモ類がまず第一に考えられますが、実際にエサをばらまくとハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバトが大挙して押し寄せます。
カモは基本的に渡り鳥ですが、ここであまり良い思いをさせると渡らなくなる恐れがありますし、また渡りたくても太り過ぎで渡れなくなる、という可能性もありましょう。
そこで野鳥の会などの要望もあり、公園管理者がこの看板を立てたようです。野鳥に餌をあげてもいいのか? いや、ちょっと待ってよ。これこれこういう影響がありますよ、というのがまあ細々と書いてあり、そして最後に、それでもいいでしょうかね? と考えさせるオチになっています。
なぜ、「エサやり禁止!」というシンプルで明快で断定的な看板を立てないのか? そのひとつの背景に、エサをあげる人というのは基本的には優しい人であり、野鳥に良かれと思ってやっているのだから、怒るようなことをしてはいけない、という製作者のスタンスがあるようです。
だがしかし、どうだろう? というのが今回の先生のテーマです。はっきりいって、それは優しすぎじゃね? つーか、この看板、ごちゃごちゃ細かく書きすぎじゃね? そりゃ先生はエサやり反対派だから、いってることはよく理解できるよ。だけど、こんな細かい内容をその場で読んで理解できるのはエサやり反対派だからじゃね? エサやり賛成派の奴らは理屈でごちゃごちゃ説明したってやるときゃやるんだよ。だいたい奴らは最初のこの「餌」って漢字からして読まないんじゃないか?
だからね、やっぱり、こう、もっとシンプルに、ダメゼッタイ的なかんじの方が効果あるんじゃねえかと先生は考えたわけです。そんでね……
この看板の前でぼうっと考えていたら、なんということだ!
マガモの夫婦が先生に近寄ってくるんです。メスのほうなんか池から岸にまで上がってきちまった。
こんなに近づいてくる。これ普通のコンデジだぜ。全く人間に対する警戒心無し。マガモ、お前らほんとうに野鳥か? ほんとはアヒルなんじゃね? 先生は野鳥のプライドを無くしたお前たちにがっかりだね。けっ、先生はエサなんか持っちゃいねえよ。さっさと池に戻りな。まったく。
だけど、マガモたちがこんなふうになっちまってるってことはだ、まだエサやりをしている人がいる可能性が高い。やっぱこの看板、効果うすいんじゃね? もっとガツンといってやった方がいいんだよ。
だめかな? つい先生の本音が出てしまった。これではほんとうは良い人なのに知らずにエサやりしていた人が傷ついてしまうな。あるいは意固地になってしまって、感情的に反論をふっかけてくる人が続出するかもしれない。もう少し柔らかい表現にしようか。
これ、だめだろうか。おばさんとか多いからなあ。これしきじゃあ通用しないかも。男にはぜんぜん効果ないしね。
男と女のプライドをくすぐる形にしてみた。だめかね。だめだろうね。
なんか、先生、あまりにも思いつかなくなったので、ツイッターで相談してみた。そうしたらこんなのもらったよ。
呪い系ね。いいかもしんないよ。先生も人に頼ってないで考えなきゃ。いやー、今日はほんとに調子悪い。ぜんぜん思いつかないもなあ。
だめだよね、レベル高すぎだよね。
結局、呪い系でまとめてみた。なんかみんなして鳥を嫌いになりそうだよね。きっとだめだろうね。
- ぷ
- 2011/11/13 11:34 PM
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